どうも柏山です。

突然ですが、あなたは小学から中学にかけて、
進研ゼミの広告を見たことがありますか?

たぶんほとんどのご家庭のポストに広告が入っていたと思うのですが。

今日は、その進研ゼミと絡めてコピーライティングにおける
ストーリー性をテーマに講義を進めていきます。

 

 

 

人間はストーリーが好き

人間というは、ストーリー、つまり物語を好む傾向にあります。

だからこそ、小説はいつの時代でも売れていいますし、
2chという有名な掲示板でも、いろんなお話が語られています。

私もよくまとめサイトで、恋愛系や、ショートストーリー、復讐系のスレを
ついつい見てしまいます(笑)

 

では、私たちは、なぜストーリーが好きなのでしょうか?
それは、物語の話に自分を投影することで、
感情を満たしいるからなんです。

人間は感情の変化を好みます。

だからこそ、ストーリーを味わい、自分の感情に刺激を与えているわけです。
たとえば小説。小説といっても、中身は単なる文字ですが、人によっては
号泣したり、幸せな気分になったり、スッキリした気持ちになりますよね。

映画や、ドラマ、漫画なんかでも同じ効果が望めます。

人間誰しもそうした、感情の変化を求めているものなのです。
このように、ストーリーと人間は密接な関係にあるのです。

 

 

 

広告と、ストーリーテリング

ここでようやく進研ゼミの話になるのですが、
あなたは、進研ゼミの広告の中に入っていた漫画を覚えていますか?

知らない方のために漫画の内容をざっくり説明すると….

主人公は、部活、恋愛、勉強ともにうまくいってない男の子。
成績も悪く、部活は大変。恋愛も思うようにいかない。

全てが上手くいかず、自暴自棄になりそうにも。

 

そんな時、主人公は、文武両道な友達に相談をするんです。

「なぜお前はそんなに余裕があるのか、やっぱり才能なのか」と。

しかし知人は、そうではなくてあるモノを勧めます。

そこでようやく主人公は、「進研ゼミ」の存在を知るわけです。

友達が上手くできていること、自分のペースで家で取り組めること。
こうしたメリットを親に伝え、なんとか説得し進研ゼミをスタートさせるんですね。

 

その結果、主人公は

「これ、進研ゼミで出てきたやつだ!!」

と自信満々にテストを解き、高得点を獲得するのでした。
そして、勉強に余裕ができ、部活にも打ち込んでいく主人公。

そしてそんな姿を見て、告白してきてくれる可愛いクラスメート。

 

 

・・・・・と、書いていて恥ずかしくなる位王道的なストーリーなんですが、
こんな内容の漫画が定期的に広告として送られてきていました。

 

なぜ、ストーリー性ある漫画にしたか。

これは、ストーリー性を活用することで、より読んでもらう確率をあげることが
できるからなんですね。

進研ゼミのメリットは文字だけでも伝えてもいいのですが、

まず広告とは読まれなければ意味がありません。

そこでストーリー性を持たせるとともに、子供で読みやすい
「漫画」という手段を用いているわけですね。

 

 

実際私は子供の頃、進研ゼミに興味はなくても、
漫画が王道的で読んでいて楽しいから、漫画は読んでいました。

結果として二度程進研ゼミに加入しましたが(笑)

 

このように、広告でもストーリー性を持たせることで、
より消費者に親しみを持ってもらったり、興味の壁のハードルを下げることができるんですね。

 

また、これは、進研ゼミの漫画だけでなく、
最近のCMでもよくこの手法が取られています。

 

最近ストーリー性の強いCMが昔比べて増えたと思いませんか?

広告とは、実は、接触回数が増えるほど、嫌われるものです。

同じものを何度も見ているとどうしても「売り込まれている」ような感じがしてくるからです。

 

一方でストーリー性をいれることで、視聴者はドラマを見ている感覚になるため、
その売り込み感は、だいぶ和らぎます。

有名なものでは、携帯会社のCM、宝くじのCMなどが有名ですね。

見ていて面白いですし、続きが見たくなります(笑)

 

 

 

人間は王道的なストーリーを好む

ここで、コピーライターなら誰でも知ってあろうお話をします。
むしろ今後、あなたがコピーライターになることを望むなら、是非知っておいて欲しいお話です。

あなたは、「ウォールストリート・ジャーナル」というアメリカの経済誌をご存知ですか?

これを売り込むため、マーティン・コンロイというコピーライターが
書いたセールスレターは、非常に有名なもので、ストーリー性を語るうえでは
重要な存在です。

では、彼はどんな、セールスレターを書いたのか。

原文を柏山なりに意訳してみました。

 

 

25年前の、ある美しい春の夕暮れ、二人の若者が大学を卒業した。

この二人の若者は大変に似ていた。2人とも平均よりずっと良い生徒で、

魅力的で、将来への情熱に満ち溢れていました。

最近、この二人は、25回目の同窓会のために大学へ戻ってきました。

彼らは、やはりとても似ていました。幸せな結婚生活。三人の子どもたち。

そこでわかったことがあるのですが、二人とも、大学を卒業後は、

同じ中西部の製造会社で働いていたのです。

しかし、一つだけ彼らには違いがありました。

一人は、その会社の小さな部署の部長であり、もう一方は、その会社の社長だったのです。

訳)柏山

 

 

前文だけの訳ですが、まあ、この2人の違いは、「ウォール・ストリート・ジャーナルを読んだかそうでないか」

と落ちが見えるわけですが、これはストーリー性を学ぶに適した教材です。

このストーリーは、セールスレターの冒頭に持ってこられていて、
読者の興味や関心を引き込むわけです。

ターゲットはビジネスに興味のある人。

成功者とそうでない人の問題点を伝え、その解決方法を示したものです。

問題を抱える主人公、あることをきっかけに成功の階段を登るようになる王道ストーリー。

 

なんだか進研ゼミの主人公と繋がるところがありませんか?

進研ゼミの主人公も問題を抱え、最終的には成功するという王道ストーリーでした。

 

そして、何十億ドルという売上を出すハリウッド映画でさえも、
この王道が当たり前となっています。

 

それだけ人間というは、王道的なストーリーを好むということです。

 

コピーライティングのストーリー性でも、これを当てはめることができます。

 

問題を抱える主人公。苦労した経験、無駄にした時間、お金。
そして、苦難の日々を越えてついには成功を勝ち取る。
この流れを利用し、最終的には商品の売り込みをかける。

これが王道となっています。

ちまたのインフォプレナーがよく使う手段ですが、それだけ有効な手段であるとも言えます。

 

ストーリー性、この効果はあなどれませんので、
どうぞ今回の講義を参考に、記事を書いて見て下さい。

 

それでは今日はこの辺で。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

 

柏山